移住家族の声vol.33「温かく見守ってくれる優しい雰囲気と人がここにはあるから」
移住家族の声vol.33「温かく見守ってくれる優しい雰囲気と人がここにはあるから」
目の前に青い海が広がる、二宮の我が家。
引っ越して5年目だけど、今でも家に向かう小道を歩いているとワクワクする。
長女が小学校一年生になるタイミングで横浜からの引っ越し。
もともと湘南で生まれ育ったから海が恋しくて、海近物件を探して半年、探し当てた家は全室オーシャンビューの築35年、昭和の香りがした。
縁もゆかりもない土地に越してきて、初めて知った吾妻山の絶景。そして何よりも毎日海を眺めながら暮らせる幸せ。
「何もないけど、いい所だよ。」
二宮の人たちは嬉しそうにはなしながら、ゆったり日々を過ごしている。
子供や赤ちゃんを連れていると、誰もが優しい声をかけてくれる。
こっちでまさかの三人目妊娠、出産を経て、5人家族となった我が家。三人の子育ては確かに大変で、眺めるだけだった海。
やっとチビが落ち着いてきて、旦那は釣りをしたり、夫婦でSUPも始めた。
ひょんなきっかけから、家でウクレレサークルを開いたりして、今は二宮を心から満喫する日々。
二宮には、都会ほど数はなくても、素敵に営んでる小さなお店が日々の生活を潤してくれる。
食べてる人がみんな幸せそうな顔をしているパン屋さんのカフェ。
座ってると旅した気分になれる、コーヒー屋さん。
2ヶ月にいっぺんある、路地裏の手作りイベント。
子供も大人も火を囲んで楽しめる、二宮子ども自然塾。
歩いたり、自転車乗る範囲で素敵なことが待ってる。
何か新しいことを始めようとしても、温かく見守ってくれる優しい雰囲気と人がここにはあるから、今二宮のあちこちで楽しいお店、イベントがゆっくり確実に立ち上がっているんじゃないかな。
私たち家族は、二宮の日々を、今とても楽しんでいる。
飯山典子