結婚したら二宮に住もう!

移住家族の声vol.38「私の地元は二宮です」

移住家族の声vol.38「私の地元は二宮です」

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結婚を機にこの町に住んで早4年が経ちました。

私は約36年間、横浜市で生まれ育ちました。生まれてから小学校中学年までは横浜市神奈川区で育ち、それから結婚するまでは横浜市金沢区で過ごしました。神奈川区は工業地帯、大きな通り…自然とはかけ離れた場所でした。人波に溢れ、コンクリートの建造物、車もたくさん走っているような環境で過ごしてきました。もの心ついた時からそのような環境だったので、それが当たり前と思っていました。

ところが、知らぬ間にだんだんと人混みに、そして無機質な建物に囲まれたことにくたびれていった気がしました。結婚を控えたある時期に幾度か二宮に訪れましたが、目の前に広がるきれいな海の景色、静かな雰囲気の町に癒されました。横浜から見える海とはまた違った海を見ることができたことがとても嬉しかったです。

引越して来てしばらくしたある年に米作りをする経験をしました。初めて田植えをして、収穫をしました。その時にあぜ道に腰かけて食べたおにぎりがとても美味しかった。はざかけをする時、どうしても竹が足りなくなり、竹やぶから竹を友人と切り出してきたことも初めての楽しい経験となりました。沢の水もとてもきれいで、カエルもいたり、おたまじゃくしも久々に見たり…ヘビも見かけました!
夏の太陽が傾いたころの景色も大好きで、自然で過ごすことの素晴らしさを実感しました。

都心から一時間ちょっとでこの豊かな自然、穏やかな雰囲気のある町があります。この環境を保ちつつ、二宮町が発展することを一人の町民として願っております。
是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

増田 和也

      ***

私の地元は二宮です。

小学1年の夏休みに二宮に越してきました。
実家は二宮でも海沿いで、自分の部屋からキラキラした青い海が見えたときの感動は今でも忘れられません。

二宮の一番好きなところは四季を自然に感じられるところ。
春には梅、桜、水仙に沈丁花。
夏には藤に海の香り。
秋は金木犀。
四季折々の香が風にのってやってきます。
うちは海が近かったので特に海の香が強まると、“あ!夏がくる!!”と、わくわくしたものです。

家の近くには野菜の直売所があって、四季折々の野菜を売っていました。
採れたての野菜はどれもみんな美味しくて!
帰宅途中に家族がそれぞれ買ってくるものだから、買い過ぎる事もよくあるほどでした…笑

22歳の時、就職を機に二宮を離れ約5年間横浜の祖父母の家に居候していました。
職場は横浜、東京、横須賀などを転々としました。東京勤めが一番長かったのですが、東京は人が多く、ビルやコンクリートに囲まれて、空はほとんど見えませんでした。
横浜の祖父母の家のそばには農家はなく、スーパーで野菜を買うことがほとんどでした。いろんなスーパーを回りましたが、どこで買っても野菜が美味しくなくてがっかりでした。二宮に戻りたいという気持ちは募るばかりでした。

夫とは、職場で出会い5年前に結婚しました。
夫の地元は横浜。私はもちろん二宮に住みたかったのですが、夫は横浜派で意見が合わずなかなか話は進みませんでした。
そんな時、たまたま夫が平塚に転勤に!
今まで遠いと思っていた二宮を少し身近に感じてもらうきっかけになりました。
結婚式を二宮の指帆亭で挙げたこともあり、式の準備で一緒に二宮に通ううちに“二宮ってのどかでいいところだね”と言ってくれるようになりました。

結局、彼が折れてくれて私たちは4年前から二宮に住んでいます。
今では夫は買い物に横浜まで出るだけで、人が多くて疲れる…と言います。
ずっと横浜に住んでいたからわからなかったけど、こんなに落ち着く町もあるんだね~と、二宮を気に入ってくれています。

私は4年程前から地元の有機農家さんのお手伝いに行かせていただいています。
田んぼを借りて夫や友達と一緒にお米を育てたり、今期から二宮農園で自然農を体験させていただいています。
これからも夫に感謝しつつ二宮ライフを楽しんでいきたいと思います。

増田いくみ

*お二人に男の子誕生。おめでとうございます。(2019年9月4日・とし)

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