結婚したら二宮に住もう!

移住家族の声vol.63「二宮町で地引網体験」

移住家族の声vol.63「二宮町で地引網体験」

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海と山どちらも楽しめるのが魅力の二宮町。
海でできる体験のひとつが地引網です。
二宮駅から徒歩7分ほどの袖ヶ浦海岸では、市五郎丸さんによる観光地引網体験をすることができます。

私もずっと気になっていたのですが、なかなか機会がなく二宮町に引っ越してきて4年目にして、ついに参加することができたので今日はその様子をお伝えします。

地引網とは、漁法のひとつ。
網を使って行われ、人力(今では機械)が引き上げて魚を収穫します。
神奈川県内では、藤沢市から小田原までの砂浜海岸で行われていて、昔ながらの漁業として営んでいる人もいるものの現在ではほとんどが観光地引網となっているそう。

今回は、二宮町への移住促進や移住者への情報提供などをされているウェブサイト「結婚したら二宮に住もう!」さんと、市五郎丸さんとの共同企画で今回開催されました。

通常の観光地引網体験は早朝に行われますが、今回は小さな子どもがいる家族でも参加しやすいようにと朝8時から始まりました。
朝の海岸なので、寒いことを予想してたくさん着込んできたのですが、この日は風もなく、ポカポカと温かい日でした。

まず、網とロープの片方(もう片方は海岸に固定)を積んだ船が、沖合に出ていきます。
海岸を平行に走った船が戻ってきたら、その両方のロープを人力(機械が補助)で引きます。
すると、先端にある袋状の網の中に、魚が捕獲されているという仕組みです。
ロープを引くのは、巻き上げる元には機械があるのですが、それでもしっかりとした重みを感じながら、大人も子どもも引き上げました。

10〜20分ほどでしょうか。ロープを引き続けると、先端の袋状の網が見えてきます。
ここからは、機械を使わずに、人の力だけで引き上げました。
ついに引き上げが完了!そして袋状の網の中を開きます。

残念ながらこの日の漁獲は少なめ。
しらすのほかに、イトヒキアジなどが少しでした。
自然のものなので、そんなこともありますね!
(もしかしたら遅めの時間だったことも関係しているのかもしれません)

お土産にするほどの量はなかったのですが、獲れたての生しらすを味見させていただきました。

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どこよりも新鮮な生しらす!
とってもとってもおいしかったです。

子どもたちは、獲れた魚に触って遊んでいました。
最初は様子を見ていた娘も、自ら桶に手を入れて、魚に触っていました。

収穫を持ち帰れなかった代わりに、二宮で獲れたというカマスの干物を、一人一匹お持ち帰りさせていただきました。
思わぬ嬉しいおみやげです!

今回はずっと気になっていた地引網体験に参加することができて、二宮の海や漁業が少し身近に感じられた一日でした。

福井尚子・高志
(2023-1-3)

*以前にも「移住家族の声」にメッセージをお寄せいただいた福井さんからの、昨年12月に開催された地引網への参加レポートです。オリジナルはこちらのブログです。(とし)
https://www.nino-satoyama.com/posts/40077567

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