結婚したら二宮に住もう!

vol.1 「タケノコ!ごろりん」

vol.1 「タケノコ!ごろりん」

「農園生活のコラムを書いてみませんか?」と、お話をいただいたのは桜の開花の頃でしたっけ。既に、どろんこLifeは繁忙期に突入していて、あれよあれよと言う間に4月も後半。ソメイヨシノはしっかり葉桜となり、代わってサトザクラが大粒の花をふさふさと揺らす季節になってしまいました。
少なくとも自然と何かしら関わって生活している者たちにとって、春はもう狂喜乱舞の季節。数十行で、このウキウキ感を伝えるなんて不可能に近いくらい、ネタの宝庫です。
 畑が一面、野草の花畑で萌える感動とか、木の芽を摘んで食べる喜びとか、時期を逸してしまったものは、来年まで大事にしまっておく事にして・・・。

 G.W前後のこの時期は、「タケノコ!ごろりん」で決まりですね。
きちんと手が入っている竹林が各所に点在するこの町で、この時期、町民のタケノコ摂取量はかなり高くなると推定されます。スーパーや八百屋さんで地元のものが並ぶのはもちろんのこと、農家さんからいただいたり、いただき物のおすそ分けをいただいたり、2~3週間ほどタケノコが食卓に並び続けます。私の場合は、少し極端ですが、知人の竹林(残念ながら二宮ではありません)で数十本ほりあげ、下処理後一年分貯蔵するのに大忙し。タケノコをお店で買うという概念はもうすでにありません。

 にのみやに住めば、タケノコを必ず貰える保証はありません。誰かと知り合って、誰かとつながって行くうちに、ふとしたところから、タケノコがごろりんと転がり込んでくる。その一連の流れが、「ああ、にのみやに住んでよかったなあ~。」って思いにさせてくれる。きっと、そんな気がします。
(2016-4-20)

画像の説明

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蔵門のこと
生まれ育った横浜から、この町に移り住んで早18年。気に入った土地に住みたいと、神奈川県の地図を広げて、大好きな海と山が近い二宮町に白羽の矢を立てました。「吾妻山は私の裏庭」と公言してはばからず、今では、しっかり二宮人として根を張った暮らしをしております。自称、半農半植木やのどろんこLife、少しでもお伝えできればと思っております。

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