二宮の今と将来
二宮の今と将来
二宮町の人口は約3万人。面積は約9平方キロ。そして「二宮市」ではなく、「神奈川県中郡二宮町」です。
そんな小さな自治体だからでしょうか、そこに住む人たちは穏やかで優しい気持ちが通い合うとても暮らしやすい町ではないかと思います。
昔の二宮
東海道線の二宮駅ができたのは1902年、今から100年以上も前のことです。戦前までは農業と漁業が中心ののどかな町でした。二宮から北へ約10kmほどの秦野まで軽便鉄道が走っていた時代もあったそうです。
1980年頃の海岸(昔の絵葉書から)
戦後、住宅地として発展
高度成長期、温暖な気候と山と海に囲まれた住宅地として、1970年ころから3か所の大規模な宅地造成が行われ、人口が一気に3万人規模に増えました。駅舎が新しく建て替えられたのは1982年のことです。
町の中心部には神奈川県の園芸試験場があり、温暖な気候を活かして果物の品種改良に取り組まれていました。今では、そこにラディアンと呼ばれる500人収容のイベントホールや図書館がある町の中心的な施設ができ、様々な活動に利用されています。
生涯学習センター「ラディアン」、町の文化の中心的存在
現在の二宮
最近行われた町民アンケートでは、「これからも二宮町に住み続けたいと思いますか」という問いに対して、「ずっと住み続けたい」が53%、「当分住み続けたい」が32%でした。
ずっと住み続けたいと答えた人に理由を聞くと、「町の自然や景観が好きだから」「町の気候が好きだから」という答えが大半でした。
今、二宮町では温暖な気候を活かして新たな特産品としてのオリーブづくりが進められています。オリーブは日当たりと温暖な気候を好み、日照量が多いほど育成が良好といわれていて、二宮はまさにピッタリな条件なのです。
これからの二宮・日本の未来へ
自然を愛するたくさんの若い世代の人たちにご参加いただき、日本の未来に向けて新しい町づくりを進めていきたいと思っています。ぜひあなたのご参加をお待ちしています。
駅前にある吾妻山で