結婚したら二宮に住もう!

にのみや どろんこLife

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蔵門の「にのみや どろんこLife2」

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「農ある暮らし」をライフワークにされている蔵門さんに、2016年4月から1年間にわたってコラムをお願いしてきました。
その後しばらくお休みされていたのですが、1年ぶりに再開していただくことになりました。蔵門さん、ありがとうございます!!
楽しみにしていたみなさん、お待たせしました~。(2018年3月)

vol.13「風邪っぴき」

 吾妻山の紅葉が、ホラホラホラと私を誘っています。
 雲一つない青空が「おーい、何やっとんねん。」私に声をかけています。
 
 こんな絵にかいたような秋の日に、鼻をかみかみ、これを書くクラモンのなんとみすぼらしいことか。それも平日の真っ昼間、ちゃんちゃんこを羽織っての図です。
 こういう状況は案外、珍しいことではなくて、強靭な身体保持者に見せかけていますが、意外や意外、心身ともにナイーブにできているんですね、ワタクシ。こうした状況に陥るのは、決まってこの時期。公私ともに最高に忙しく、外せない予定がスケジュール帳に並びます。風邪気味でも無茶を続け、結果、寝込むことになり、外せない予定を外してしまう最悪のパターン。そうそう、昨日の午後も何週間も前から楽しみにしていた集まりにフラフラで行けず、家でメソメソ日本酒をなめていました。(体が温まるというので、仕方なく・・。)

 ということで、「風邪をひいて、今これを書いています。」という16文字ですむ内容を存分に膨らませて前段を埋めてみました。

 『どろんこLife』のネタもきれてきたんじゃない?皆さんから存続を危ぶむ声が多数(あ、うそです、一人です)聞かれます。とんでもない、もうとっくにきれています。どろんこな暮らしを始めた頃はすべてが驚きと発見で満ち溢れておりました。おそらく、毎日2ネタくらいは書けたに違いありません。が、どうでしょう、こんな生活を20年近く続けていると、驚いてもすぐに立ち直る。発見してもスグに忘れる。まず、よっぽどのことがないと、驚かない!これではネタにはなりません。
 更に困ったことに、最近このコラムを書く上での、密かな楽しみは、サイト管理者Tさんの意表をつくこと。という、しょーもない点に絞られてきているようです。できることなら、Tさんの「え?」という反応でお墨付きをいただきたい。
 前回のコラムで、更新のない空白の3か月、何も言わずにそっとしておいてくれたことを書きました。その効き目、空しく10月のとある快晴の空の下、Tさんが私に言いました。「今回は台風ネタかな?稲作ネタも楽しみだなあ~。」ああ、Tさん、それを言っちゃあ、おしまいヨ。もうこのネタ、書けないじゃん。

 ということで、「ネタがないことを開き直って、これを書いています。」という22文字をそれなりに肉付けして後半は乗り切りました。

 簡潔に言ってしまえば38文字で伝わる内容に、忙しい皆さんをお付き合いさせてしまい、胸が締め付けられる思いでいっぱいです。どうか、風邪っぴきのたわごとと、お許しくださいまし。
そして、終わりに1フレーズ。
「♪今度はいつと言えません~」(山口百恵さん:さよならの向う側 より)
(2019-11-20)

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vol.12「恩返し」

 お久しぶりですっ。蔵門です。
 どれだけ長い間サボっても、サイト管理者のTさんは「どろんこ」の“ど”の字も出さず、そっと放置しておいてくださいます。だから(というのも、変ですが・・)気のすむまで、どっぷりとサボりにサボった数ヶ月。セミの大合唱の音に「あらあら、たいへん、もう8月じゃな~い?」と、待ち合わせに5分遅刻しちゃって、ちょっと小走りのフリをするくらいのさりげなさで戻ってまいりました。
                     ★
 そう、それは熱帯夜続く8月の寝苦しい夜。ようやくウトウトした私は、トントンと玄関のドアをたたく音で目が覚めました。「こんな夜中に、どなた~?」訪問者を確認するインターホンのない、いまどき珍しい我が家のドアを開けてびっくり。なんとそこには、人間大の巨大カブトムシが立っているではありませんか。あの堅いカブトのマスクの下に微笑をたたえているとはなかなか想像しにくいですが、手に持った菓子折りをそっと私に差し出して、丁寧にカブトをさげて、お辞儀をしているようです。
                     ☆
 畑の隅に堆肥を積んだ山があってね。それを使おうと初冬のある日スコップをブスっとさして山を崩したら、見たことの無いくらいの大きい幼虫がコロンと出てまいりました。更に崩すとコロンコロン、もひとつ崩すとコロンコロンコロン。明らかにカナブンではない大きさの幼虫が30程、目の前にほじくり出されてしまいました。
 おそらくこれが世に言うカブトムシの幼虫。このまま放置しておけばイノシシがもうダッシュで食べに来ること間違いなし。イノシシに食べられるくらいならと、畑に使うはずだった堆肥と共に自宅に連れ帰ることにしました。         
                     ☆☆
 決して、短くないこれまでの人生でカブトムシを飼ったことはありません。私も一応、女子の端くれ、カブト・クワガタよりもはるかに、モフモフしたものが好きっ。(あ、カエル・カッパ系は別枠で大好きです。)百歩譲っても、かわいいとは言いがたいその小さき生き物たちを、わずかばかりの好奇心と、袖振り合うも多生の縁的使命感で、半年以上お世話して参りました。
 温度・湿度管理、脱皮後はエサやり、ケンカ仲裁、仲人・・。それはそれは、試練の連続。そして待ちに待った7月末。ほぼ全員の脱皮を見届けて、子どものイベントに15匹寄付、残りは山へ帰してやりました。
                     ★★
 菓子を手渡して用の済んだ巨大カブトムシは、3歩退いてからくるりと背を向け、山の方向へ飛び去って行きました。ずっしり重い菓子折りの中身は、高級昆虫ゼリー詰め合わせ。「来年も、よろしくね」たどたどしい文字が添えられておりました。来年は、たくさん買ってしまった昆虫ケースの住人は、絶対にスズムシ!と決めていた私は、一瞬、心がチクリとしましたが「この昆虫ゼリー、スズムシにも使えるかなあ~」すっかり巨大カブトムシの恩返しの事は忘れて、来年のスズムシ飼育計画に胸躍らせて床に戻るのでした。
(2019-8-14)

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vol.11「実験!自然農法」

 「え~?いまごろ~?」と言われてしまいそうですが、何を隠そうワタクシ、この春から自然農法ってやつを試し始めました。15年以上、「いいかげん農法」で満足してきた歴史に胡坐をかき、人の話を素直に聞かない頑固さも手伝って、自己流を突き通し生きてまいりました。そんな私にも転機がついにやって来たのですね。

 「腑に落ちる。」ってやつです。自分の行動の原動力は、ただただこれのみなんですね。頭で理解できるできないではなくて、自分で消化吸収できるかということ。
 いろんな方たちのありがたいお話とかが徐々に蓄積していったというのは間違いないのだけれど、ふとある瞬間、飲み込めました。根っこのところ。そして植物の気持ちに寄り添うところ。とはいえ、愛すべき、ひねくれモンの性格はそう簡単には直らないものですから(直そうと思ってないのがバレバレですね。)「よ~し、実験農場だぁ~。」「試してみるぞ~。」という態度でスタートを切りました。
ただ、見よう見まね、手探りの状況にあるにも関わらず、私の春の行動パターンはあきらかに変わってまいりました。な、なんと、Vol.2で紹介した「♪コブシに負けた~」をこの春、一度も歌っていないのですよ~。昭和歌謡デュエットのひとり熱唱もあれはあれで、モチネタとして愛着があるのですが、もう使えなくなるかもしれません。
「もしかして、私、コブシさんと付き合えてる?」
半信半疑の影をまといながら、変わりつつある畑に話しかけてる怪しいクラモンは、今日も畑で種を蒔きます。
(2019-4-29)

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《写真》桜の季節も終わりましたが、この春撮ったお気に入りの一枚を載っけたくてね。
「飛行機や電車に乗らずに、この景色が楽しめるって、ど~よ。」この町に移住をしようか、気持ちが揺れている人の背中をどつく(あ、失礼、押す!)コピーを添えて・・。


vol.10「三月のホタル」

ホタルってさぁ、点滅するときにシンクロするでしょ。なんだか、あれいいなあ~と思うんだよね。
娑婆(羽化した後ってことね!)での短い命を生ききるのに、互いを確かめ合っているみたいで。なんていうか、そういう気持ちで今日はこれを書いています。

 3月11日の夜にちょっとだけ部屋の明かりを消そうと思うんだ。もちろん自分の気持ちのためだけにやるんだけど、同じ空の下で、誰かがシンクロしてくれたら、なんとなく心があったかくなる。もしよかったら、一緒にホタルど~すか?

 夜の8時にチカッチカッと部屋の灯りを点滅してみようかと。別に衛星から検知しているわけでもないので、あくまでも気持ちの問題。テレパシーの送受信実験も兼ねています。それ以外は、やりたい人が納得いくまで、ライトダウンすればそれもまたよし。

 「どろんこライフだぁ~!」なんて言いながら、野山をかけまわっていられるのはね、今、自分の周りにある全ての自然のおかげ。守りたいなあ~って思うけど、怒りを口にしたり、無力感を悲しみ嘆くよりは、とりあえず自分のやり方で気持ちを伝えます。そばにいる人の背中を、つんつんとつついて、「三月のホタル、どーすか?」。そんなもんです。

 そうそう、石垣島では3月からホタルが飛ぶらしいっす。石垣島とも、交信できるチャンス。お見逃しなく~。沖縄にもこの気持ち、届きますように。
(2019-3-4)

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バックナンバーはこちらからお読みいただけます

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vol.9「休眠期」

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vol.8「ひっかかっているもの」

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vol.7「どろんこLifeの始まり」

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vol.6「イノシシ」

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vol.5「きゅうり」

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vol.4「わかりやすい顔」

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vol.3「畑に向かう理由」

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vol.2「“こぶし”とり」

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vol.1「再びペンをとる」

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vol.15「さくら暦」

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vol.14 「味噌の仕込み」

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vol.13「佐島のわかめ」

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番外編「パッションフルーツ その後」

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vol.12 「ウコンのほりあげ」

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vol.11 「パッションフルーツ」

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vol.10 「田園の食卓」

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vol.9 「野菜の癒し成分」

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vol.8 「三大輪切王の季節」

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vol.7「とうもろこし競争」

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vol.6 「パンダなひとたち」

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vol.5 「ジャガイモ収穫いとたのし」

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vol.4 「ピヨピヨ」

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vol.3 「玉ねぎの季節」

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vol.2 「畑人(はたけびと)、走る!」

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vol.1 「タケノコ!ごろりん」

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蔵門のブログ http://scn-net.easymyweb.jp/member/kuramon/

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