結婚したら二宮に住もう!

山本愛理さん20210210

山本愛理さん20210210

<山本さんがメッセージを書かれた時の想いがいっぱい詰まったオリジナル原本です>


私が初めて二宮町と出逢ったのは、2018年の11月でした。

当時、犬の食事療法の仕事で独立する事を決め、漢方薬局を辞めたばかりで、
一緒に働いていた友人が、とてもいい場所があるから、そこで慰労会しましょう♪
と連れてきてくれたのが二宮町との出逢いのきっかけでした。

初めて二宮町を訪れたときの印象は、
“うわぁ。こんな海の色、初めて見た!宝石みたい”

と、その日は、深い青とエメラルドグリーンがまじりあっていて、
それが息を吞むほど美しくて、時間を忘れて見入ってしまいました。

そして、吾妻山の山頂の風景に、
“こんな場所が近所にあって、いつでも来れたら幸せだろうなぁ”

そんな風に思ったのを、今でも鮮明に覚えています。

そしてもう一つ、二宮町で初めて感じたことが、自然と身体の力が抜けて
とても楽で、

“ここは、なんだか不思議な町だな~。”と思ったのが、二宮町でした。

それから5か月後、不思議な出逢いとご縁が続いて、
この町を訪れてから半年後、なんと私達夫婦は家を購入して移住していました(笑)

そんな私達ですが、主人と住む場所として二宮を再訪し、町を歩いた時には、
“町の駅前に小さいスーパーだけか。生活していくには不便だな”

と思って、実は最初は二宮町とは別の場所で家を申し込んだのですが、
様々な出来事が重なり、気が付いたら二宮町に舞い戻っていました。

実際住んでみると、不便を感じたことは、パっ!と思い浮かばない程なくて、
駅前の小さなスーパーも充実していてとても便利でした。

唯一不便だなと思った事は、定期を持っていないと、電車賃が高いので、
移動費がかさむ。こと。
と、自分が高齢になって、車を手放した時にはどうかなぁ。と思う程度でした。

あとは、やはり海街なので、わが家は中古物件を購入したので、
外置きの設備の場合、中の基盤の寿命がモノによっては短い事を実感しました。

それ以外はあまり不便もなく、むしろ小さい町だからこそ、

町の情報は入りやすく、
近隣の人との付き合いは密すぎず、離れすぎていない心地いい距離感で、
みなさん気さくに話しかけて下さるので、安心感もあり、とても住みやすいです。

町にはない大学病院も、ホームセンターも、隣町にはあるので、
車を使えばあっというまの近さ。中井町、国府津、大磯には よく行きます。

また、繋がろうとしなくても、自然と人と出逢える場が二宮町には割とあるので、
移住前から、その場でたくさんの人達と出逢い、町の事を教えてもらい、

誰一人、知り合いのいなかった町への移住は、今では一番、友人、知人が多い町に
なりました。

私達の場合は、駅前の山田食堂、旅花さん、2か月に1度の旅クマという
イベントが、移住前から通った場所で、

その時に通いながら実感したのが、
“あぁ。この町、一見何もなく見えるけど、実はすごく豊かで、人を呼ぶ町だなぁ”
でした。

そんな、町の魅力を、歩き、出逢い、話しながら見つけていく楽しさも、
この町ならではの楽しさだなと思います。

住んでからは、二宮農園での自然農実習や、町のお店のイベントへの参加も通して繋がりがどんどん増えて、自然豊かな二宮町には両親や友人を連れていける場所も、海、山、素敵な個人店など、色々とあるので、みんなとても喜んでくれて、また来たい♪と言ってくれるので、元々の親交でも嬉しいことが増えました。

住んでみて思うのは、都会のような便利さが好きな人には
もしかしたら二宮は不便に感じる事が多くあるかもしれないけれど

ありすぎないから、人との繋がりが生まれ、工夫ができ、創る楽しさがあって
〜がないおかげで、〜がある、~ができる

そんな二宮町での生活は、"ありすぎない"ことが、
むしろ他ではなかなか味わえない、経験できない豊かさの享受を生んでいて、
住んでいると、それがどんどん見えてきて、それが宝探しみたいで楽しい♪

あとは、住んでいる人も、魅力的な方々や、色々なプロの方がいらっしゃるので、
話を聞いているだけで色んな刺激を受けて楽しいし、困ったときは誰かに聞けたり、若い人と年配の方が自然と交流できる場もあるから、先人の知恵もきけるのがいい。

そんな町なので、気がついたら、Googleで何かを調べることもなくなっていました。

元々は人づきあいが苦手で、あまり人に聞いたり、交流するのは億劫だったのですが、この町は人との繋がりが苦ではなく、むしろ楽しかったんです。
だから、話しているうちに人から教わることが多くて、

“あ!そんなお店があるんだ。”“え?そんなイベントがあるの?”
“え?今度そんなお店がOPENするの♪”

と、人との繋がりの中から入ってくる情報が多くて、一人で調べるよりも、
聞くことが増え、家族以外の人とできる会話も自然と増えました(笑)

わがやは子供がいないので、今後の事を考えても、気負わず、
自然と人と交流が持てる場が身近にあることは、とてもありがたいです。

あとは、”長寿の町、二宮“というだけあって、ほんとに健康になりました!

一番驚いたのは、引っ越し1日目で、不眠症だった私がぐっすり寝れたこと。
この町はリズムが自然で、夜になったら暗くて、静かだから、体が眠くなる。
今では22時には眠くなり、夜更かしできなくなりました(笑)

朝には木々が綺麗にしてくれた空気が満ちて、気持ちよくて、
私も主人も鼻炎がすっかりなくなり
海は遊泳禁止だから、人が少なくて、いつもプライベートビーチ♪
トンビさえ来ないから、海でゆっくり朝食もできて、箱根まで車で30分♪♪

私たちの日常は、この町にきてとても豊かになりました。

他にも、自然の生業を感じさせてもらう機会がここにはいっぱいあって、今では、
“一見何もなく見えるこの町は、私達にとっては、大好きなものが満ち溢れた場所”

移住して1年半経った今も、毎日、ゆる~く楽しいが続いていて、
集う人たちによって新しい事が生まれていくこの町は、いまだにわくわくする町です。

二宮町が気になった方は、ぜひ一度、町を訪れて気になる場所へ赴いてみて下さい。
そして、インターネットからだけでは拾えない、データには表しきれない二宮町での
出逢いを探して、触れてみて下さい。思わぬ発見があるかもしれません☆

山本 愛理

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