移住家族の声vol.36「自分たちでつくった我が家には愛着がいっぱい」
移住家族の声vol.36「自分たちでつくった我が家には愛着がいっぱい」
結婚して1年少し暮らした東京を離れ、二宮へ夫婦で引っ越してきたのは2018年5月のことです。
きっかけは、二宮団地について書かれているこちらの記事(https://greenz.jp/2017/09/08/kjk-ninomiya/)でした。東京で隣の家の人ともほとんどコミュニケーションを取らず、まちに顔見知りもいないような生活にさみしさを感じていたので、二宮団地のコミュニティを知ってわくわくしたのです。またもう一つ心惹かれたのが、団地の物件ではセルフリノベーションに挑戦できること!自分たちの手でお気に入りの部屋をつくってみたいと思っていた私たちにはぴったりでした。
それから何度か二宮町に足を運び、団地で月に1度開催されているお食事会議やマルシェなどのイベントに顔を出すごとに、顔見知りも増え、ついに移住を決断!
部屋のリノベーションは、同じ団地に住む建築家の方を先生に迎えて、ワークショップ形式で毎回20人ほどの方にお手伝いいただきながら、全5回、1ヶ月半で完成させました。自分たちでつくった我が家には愛着がいっぱい。部屋からの眺望も抜群で、南には海、北には富士山が見え、この景色を眺めながらご飯を食べているときに幸せを感じます。
二宮町は小さな町なので、道を歩いていたり、イベントに顔を出したりすればすぐに顔見知りに会うことができるのが嬉しく、面白いなと感じています。行政の動きも、これまで住んでいた東京に比べて、格段に自分ごとに感じやすいです。それから、町で採れた野菜や果物を買って食べることができる生活も気に入っています。
これからはもうすぐ生まれてくる子どもと一緒に、二宮の自然に触れるチャンスがあったらいいなと思っています。
福井高志・尚子