結婚したら二宮に住もう!

移住家族の声vol.43「人間らしく暮らすってこういう事なのかな、と気付かせてくれる町」

移住家族の声vol.43「人間らしく暮らすってこういう事なのかな、と気付かせてくれる町」

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子供とこれから過ごすなら自然がもっと身近にあったらなぁ・・・子育て世代のぼんやりした気持ちに応えてくれ、人間らしく暮らすってこういう事なのかなと気付かせてくれる町です。

ある春の一日
起床
外の杏子の花を眺めて深呼吸

庭を眺めながら朝食、ラジオ体操
子供は庭で虫取り、洗濯物干し
少し畑仕事(種播き、育ち具合のチェック、収穫)
おやつは庭の苺

昼食
歩いて海の見える公園へ散歩
顔なじみの商店街で野菜や食材調達
近所のおじいちゃんおばあちゃんとお喋り

夕食
就 寝

特別な事の無いありふれた一日ですが、庭のあるアパートではすぐそこに土があって、緑があり虫がいます。夏は蝉の鳴き声でうるさい時もあったり、秋は近所の庭の柿の色づき具合を見、冬はヒヨドリが食べ物を狙っていたりするのを間近に見ることができます。外に出て歩くだけで山、川、海、道端の花壇や庭先の木々から自然を感じられ、同じように散歩をしている人との会話があります。

越してきた頃はまだ畑も花も野菜も分からない娘でしたが、やっと苺だと理解したと思ったら土ごと食べていてぎょっとさせられたり、せっかく植えた野菜の苗を踏みつぶされたりと、ショックな事も多々ありますが、3歳近くにもなると野菜の苗が大きくなったのにも気づくし、水やりと種播きが楽しくて仕方がないようです。

数分歩くとキラキラした海が見られて清々しい気持ちに、子供と一緒に高架下をくぐって海に入ったり石を並べたり流木を拾ったり、そこら辺に落ちている物で十分遊ぶ事が出来るのは嬉しい発見でした。
吾妻山はいつもそこにあるだけで安心感がありますし、山の色づき具合で季節の移り変わりを教えてくれ、子供と一緒にベビーカーでも登ることがきます。頂上からの景色は本当に素晴らしく、気持ちの良い場所で、走り回るだけで子供は楽しそうにしているし、遊具や長いローラー滑り台もあるのでこれから成長しても楽しめそうです。1月からの菜の花の季節が美しいですが、桜の季節は本当に天国のような場所で、ここ以上のお花見スポットを私は知りません。

我が家には車は無く、基本的に徒歩と自転車で過ごしていますが、役場やスーパーや薬局など必要なものは揃っているので不便はありません。暮らしてみて気付いた細かい点は、ごみ捨て場がいつも綺麗ということです。横浜、辻堂、二宮と移住してきましたが、二宮はごみ捨てのマナーがとても美しくカラスに荒らされているのも見たことがありません。

ゆったりした日常の中で、たまには都会の刺激を感じたいと思ったならば、電車でまっすぐ乗り換えなしで横浜、東京まで出られますし、どこに出かけてもちゃんと帰ってこられたなぁ、と安心させてくれる電車の発着音が、ちょっとしたお気に入りポイントです。

町の程よい田舎感が心地よく、近所のおじいちゃんおばあちゃんに話しかけてもらったり、おもちゃをもらったり、庭の柚子やあんずや柿やみかんをおすそ分けしていただいたり、おもちゃを買わなくても遊べる・・・という妄想の中にある素敵な田舎らしい暮らしが、のんびりと実現して、じんわりいいなぁと温かくなる・・・そんな町です。

二宮町との出会いは電撃的、しかし移住は自然な流れでした。
漠然とした子育てに対する気持ちがあり、目の前に畑のあるアパートと、一度駅に降り立って感じた雰囲気、インターネットで見つけた美しすぎて合成かな?と本気で思った吾妻山からの風景写真・・・。
引っ越しをする時は街の下見もしてきましたが、二宮はちょっと違うかな~と思う点は一つもありませんでした。アパートの内見、契約、引っ越し、3回目の二宮でもう住み始めていました。

ぼんやりと抱いていた理想の環境と生活が、二宮という町で実現していくにつれ、
本当に人間らしく暮らすってこういう事かなぁと、そう感じさせてくれる大切な場所になりました。心から・・・良い町だと思います。

渡邉百花

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