移住家族の声vol.49「モノや情報が少ないからこその心地よさ」
移住家族の声vol.49「モノや情報が少ないからこその心地よさ」
2021年1月1日の初日の出待ちの袖ケ浦海岸
東京に住んでいる頃と比べると、ふらっと飲みに行ったり、気になるお店で商品を眺めたり買ったり、さらには美術館に展示を見に行ったりと、いろんなモノや情報に触れる機会は明らかに減りました。
そのかわりに増えたのは、なじみのお店で食材を買って家でつくったり、海や山といった自然の中でのんびり過ごしたりする時間。
人によっては、刺激が少なくて退屈に感じる過ごし方です。でも、あふれる情報に疲れちゃった、少し距離を置きたいと思っていたら、二宮町は過ごしやすいと感じるかもしれません。
住む場所によっては、買い物に行くのも少し時間がかかります。私は車の免許を持っていないので車はないし、さらには自転車も持っていません。
不便に感じることも多少はあるけれど、徒歩やバスで行ける範囲で生活に必要なものはそろえられるし、何よりちょっとした運動にもなる。
買い物をするのは、魚なら魚藤や魚松水産、魚三、肉ならミートショップシミズ、野菜ならポンコツファームなど。一度に多くのものをそろえることは難しいけど、「ここが好き」と思えるお気に入りのお店で買い物を楽しめるのは、私が二宮町の暮らしで好きなところです。
とはいえ、そうした暮らしが自分に合っているかは不安に思うもの。特に自分だけならまだしも、パートナーや家族がいたら、理解を得る必要もあります。
私は夫と2人暮らしなので、夫婦でまず「どこでどんな暮らしがしたいのか」「仕事をどうするか」を話し合いました。その後、もし二宮町で暮らすとしても、本当にそこで暮らすことが合うのかどうかを確かめるために、次のことをしました。
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・たびくまに参加して、町や人の雰囲気を知る
・太平洋不動産で、プリンスジュンさんに二宮の物件の相場を聞く&二宮町を案内してもらった
・Ninomiya Hotel Ichibanに数日宿泊し、暮らしの擬似体験をした
・二宮団地の団地見学ツアー・お食事会議に参加して、暮らしている人の声を聞いた
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二宮町で暮らしたいと思えたのは、いろんな人と話し、関わることができたからこそ。そうしたゆるやかなつながりを、私も広げていけたらいいなと思っています。
南澤・神野
https://www.instagram.com/__nanzawa__/
(2021-1-21)