結婚したら二宮に住もう!

移住家族の声vol.66「何にもないところ、優しく穏やかな雰囲気、吾妻山」

移住家族の声vol.66「何にもないところ、優しく穏やかな雰囲気、吾妻山」

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2016年に夫婦と猫2匹で東京都台東区から移住しました。
東京での住まいは有名な観光地に近く、朝でも夜でも色んな人が行き交いにぎやかだったため、もっと静かな落ち着いた場所で暮らしたい、できれば海沿いの地域がいいな…と考えていました。
移住にあたっては新宿での【神奈川県移住情報発信フェア】に参加したり、有楽町の【ちょこっと田舎・かながわライフ支援センター】へ何度か通いました。
その頃移住フェアで二宮町の移住の先輩としてお話されていたのはだいちや(二宮町で人気の蒸しパン屋さん)のご夫婦で、都内から移住し開店の準備をされている時期でした。

色々な方から二宮町の魅力を聞きましたが、移住の決め手は3つあります。

①何もないところ
最初に住みたいなと思っていた地域は三浦市だったので、移住フェアでも三浦市のブースへ話を聞きに行きました。素敵な場所で見どころはたくさんあるけれど… 生活環境としては思い描いていたものとは違いました。
その移住フェアでは各市町村の代表の方がPRステージにあがり魅力をどんどんアピールをしていくのですが、二宮町の方はなんと一言目に「二宮はね、何にもないんですよ!」と笑いながら言い切っていて、それがとても印象に残っています。
失礼ながらそれまで二宮町という存在すら知らなかったのですが、東京での人混みや過剰に何でもある暮らしに疲れ切っていた私には『何もないところ』というのがとても魅力的でした。

②二宮町の優しく穏やかな雰囲気
そして二宮町に関してたくさん調べ、YouTubeで東京ハイジさんの「菜の花畑のニーノとミーヤ」をみて温かな町の様子がすっかり気に入りました。
その後は実際に大磯プリンスホテルに2泊し、レンタカーを借りて二宮町での暮らしはどんなものかのぞいてみました。車で町内を回ってみた所、スーパーが多く買い物には困らなさそうで、生活しやすそうだなと感じました。
町内を歩き信号待ちをしていると「ここの信号長いでしょ」とおばあちゃんが話しかけてきたり、うっかりカバンから落としたポケットティッシュを拾って追いかけてくれた方がいたりと親切な方が多く、たった2日ほど滞在して二宮町を見ただけですが、すっかり愛着が湧きここなら暮らしていける!と確信しました。
最初に太平洋不動産に伺い宮戸淳さん(この時はまだプリンスではありませんでした🤴)に
都内から移住を考えていますとお話をしたところ、「私は二宮町に骨を埋める覚悟です」と仰っていて「本当に二宮町が好きなんだ!」と衝撃を受けたのを覚えています。ここまで言ってくれる町民がいるって本当に愛されてる町なんだなと感じました。

③吾妻山からの景色
初めて登った吾妻山の山頂から眺めた綺麗な相模湾や町並みが素晴らしくて、感動しました。
吾妻山から海岸まで降りれる距離感もとても良くて、この山の麓で暮らして行けたらきっと生活が充実するなと思いました。

以上3つが二宮町移住への決め手です。
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補足として…何もないちょこっと田舎の二宮町ですが実際は交通の便は良く、東海道線1本で品川まで1時間で行けます。
道路は西湘バイパス、小田原厚木道路、東名高速等が通っているためお出掛けにも便利です。湯河原や箱根などの温泉地もとても近いです。
私は免許を持っていないので日常での移動は子供達を乗せて電動自転車です。夫の休日に車で一週間分程の買い物を済ませています。
コミュニティバスや神奈中バスも家の近くを通っていますが、本数が少ないのと、二宮駅までバスで行けても帰りのバスがないこともあります。
坂道も多く自転車での移動は大変な時もありますが、スーパーやファミレス、洋服や小物を買えるお店もあるので免許がない私でも特に不便なく暮らしています。
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子供が産まれてからは二宮町の良さをさらに実感できました。
子育てサークルに入ったり、梅沢海岸で遊ばせたり、川で鯉を眺めたり
無人販売の100円のみかんを買って公園で食べたり。図書館も広くてお気に入りです。
子供達はとてもハッピーに暮らしていて、親である私も二宮ライフを満喫しています。
実家も義実家も遠方で頼れない環境ではありますが、本当に困ったらこの人に頼ろう!と思える優しい方々が近隣にいるのも心強いです。

縁もゆかりもない土地に思い切って移住しましたが、町の人達とゆるく繋がり、穏やかな暮らしができていると思います。
何にもないようで何でもある、二宮町の温度感が私にはとても合っています。

松田美咲
(2023-9-9)

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