vol.13「風邪っぴき」
vol.13「風邪っぴき」
吾妻山の紅葉が、ホラホラホラと私を誘っています。
雲一つない青空が「おーい、何やっとんねん。」私に声をかけています。
こんな絵にかいたような秋の日に、鼻をかみかみ、これを書くクラモンのなんとみすぼらしいことか。それも平日の真っ昼間、ちゃんちゃんこを羽織っての図です。
こういう状況は案外、珍しいことではなくて、強靭な身体保持者に見せかけていますが、意外や意外、心身ともにナイーブにできているんですね、ワタクシ。こうした状況に陥るのは、決まってこの時期。公私ともに最高に忙しく、外せない予定がスケジュール帳に並びます。風邪気味でも無茶を続け、結果、寝込むことになり、外せない予定を外してしまう最悪のパターン。そうそう、昨日の午後も何週間も前から楽しみにしていた集まりにフラフラで行けず、家でメソメソ日本酒をなめていました。(体が温まるというので、仕方なく・・。)
ということで、「風邪をひいて、今これを書いています。」という16文字ですむ内容を存分に膨らませて前段を埋めてみました。
『どろんこLife』のネタもきれてきたんじゃない?皆さんから存続を危ぶむ声が多数(あ、うそです、一人です)聞かれます。とんでもない、もうとっくにきれています。どろんこな暮らしを始めた頃はすべてが驚きと発見で満ち溢れておりました。おそらく、毎日2ネタくらいは書けたに違いありません。が、どうでしょう、こんな生活を20年近く続けていると、驚いてもすぐに立ち直る。発見してもスグに忘れる。まず、よっぽどのことがないと、驚かない!これではネタにはなりません。
更に困ったことに、最近このコラムを書く上での、密かな楽しみは、サイト管理者Tさんの意表をつくこと。という、しょーもない点に絞られてきているようです。できることなら、Tさんの「え?」という反応でお墨付きをいただきたい。
前回のコラムで、更新のない空白の3か月、何も言わずにそっとしておいてくれたことを書きました。その効き目、空しく10月のとある快晴の空の下、Tさんが私に言いました。「今回は台風ネタかな?稲作ネタも楽しみだなあ~。」ああ、Tさん、それを言っちゃあ、おしまいヨ。もうこのネタ、書けないじゃん。
ということで、「ネタがないことを開き直って、これを書いています。」という22文字をそれなりに肉付けして後半は乗り切りました。
簡潔に言ってしまえば38文字で伝わる内容に、忙しい皆さんをお付き合いさせてしまい、胸が締め付けられる思いでいっぱいです。どうか、風邪っぴきのたわごとと、お許しくださいまし。
そして、終わりに1フレーズ。
「♪今度はいつと言えません~」(山口百恵さん:さよならの向う側 より)
(2019-11-20)