結婚したら二宮に住もう!

vol.3 「玉ねぎの季節」

vol.3 「玉ねぎの季節」

開口一番、なんなんですが・・・。
「いやあ、新玉ねぎが、超うまいです!」
もうこの一言を書かずには、今回は始まれないんですよね。
 ご存じない方も多いと思いますが、この地域では玉ねぎ農家を多く見かけます。土壌と気候が適しているからでしょうね。サブタイトルは「玉ねぎ農家、走る!」と言ったところでしょうか。

蔵門の畑も無事、(早生)玉ねぎの収穫を終えました。ここ最近、作物の出来に満足いかないことが続いていて憂いていた所に追い討ちをかけるように、「玉ねぎ、お前もか・・」状態。つぶやかずにはいられませんでした。例年よりも早い時期に葉が倒れ(←収穫のサイン)、十分太らないままの収穫とあいなりました。
「う~む・・。」と腕を組みながら、よその畑をさりげなく覗いてみると、皆小さい玉ねぎをこそこそ取り込んでいる姿を確認。「ならば、仕方ないかあ。天候のせいということで・・・。」と自分を納得させるのですが、私にとっては肩を落とすほどの悲しい出来事に違いはありません。

スーパーで何でもいつでも手に入る野菜しか知らない人には、なかなかピンとこない話かもしれませんが、玉ねぎを作れるのは1年のうちこの一度。これを逃すと、玉ねぎのない食卓になるわけで、まさに死活問題になるのですね。だから、種まき時期、苗植え付け時期、収穫時期・・、すべて殺気だって畑に向かうことになります。野菜のサイクルにあわせると、一期一会のようなもので・・。まさに真剣勝負です。
毎年、私の玉ねぎを楽しみにしてくれている方たちがいるのですが、届けられなくてひじょーに残念無念。と、言いながらも、自家消費分はとりあえず確保しました。あとは、収穫の遅い品種の出来に望みをかけて、小ぶりの玉ねぎを食卓に並べる毎日です。
(2016-5-11)

画像の説明

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蔵門のこと
 私は、体は丈夫な方です。風邪もほとんどひきません。でも、初めからそうだった訳じゃなくて、徐々に徐々に丈夫さを増している、といった感じでしょうか。野菜は健康に良いから食べるのではなくて、消費しないと無くならないから、大量に摂取しています。それぞれの野菜が、自分の体のどの部分を整えるかを経験で理解しているので、摂取量の加減もします。食べ方も、野菜が、その時一番喜びそうな食べ方をすると美味しいことも、だいぶわかってきました。
 なんとなく、風邪をひきそうだ!と思ったとき、必ず生玉ねぎのスライスを食べます。夏バテ予防にはゴーヤのスライスもプラスして。そしてもちろん、今日のように、何でもない朝も山盛りのスライスを食べます。そうですねえ、道行く人に「いかがですか?」と声をかけたいくらい。
「だって、おいしいんだもん!」

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