結婚したら二宮に住もう!

vol.5「きゅうり」

vol.5「きゅうり」

♪きりきりまいよ、きりきりまいよ、魔球は魔球は、ハ~リ~ケーン。
私が子供の頃、こんな歌が流行っていました。この歌をうたって踊りながら、子供たちは、「きりきりまい」は「てんてこまい」よりも大変なことみたいだぞ。と、知らないうちに学習していたようです。
とはいえ、「きりきりまい」のような最大級に舞っている状況は、そうそうあるものではなく、これまでの私の人生、この言葉を使う機会もなく年を重ねることができたことは、本当にありがたく思っています。

このコラム、今回も例に漏れず、前置きと言う名の言い訳が長くなりました。これを読んでくださっている方の大半が、もうすでにお気づきですね。そうです、私、きりきりまいでした~。

町のイベント2つに実行委員として、首をつっこんでしまっているのはいつものこと。この時期、植木屋と畑仕事が繁忙期というのも、今始まったことではありません。ただでさえ、てんてこまいのところに今年は、更に追い討ちをかけるような事態が発生。スウェーデン人の友人が家族5人で3週間ほど、日本に遊びにきました。二宮(我が家の2階)宿泊、国内(中部)旅行随行、蔵門主催パーティ2回、たまった庭仕事、地元で飲み会、東京で飲み会、荒れ狂った畑仕事、地元で飲み会・・。
言葉をいくつ並べても形容しがたいこの状況を、なんてことでしょう!「きりきりまい」という言葉がいとも簡単に言い表してくれるじゃないですか。ほんとにもう、きりきり、もまれる、あの感じですね。子供の頃から、この言葉を暖めていた(?)甲斐がありました。

にぎやかな台風の目が昨日(7月11日)、成田から飛び立ち、少しずつ穏やかな暮らしを取り戻しつつある中で、久しぶりにペンをとりました。この内容で「どろんこLifeに投稿?どこが、どろんこやねん?」と自分に突っ込みをいれつつ、「言い訳に始まり、言い訳に終わる」ってのも、逆にとっても潔い良い!ということで、このまま突き進みます。

最後に本題です。その友人と知り合った20代の頃、はじめて覚えたスウェーデン語が「グルカ」でした。日本語訳「きゅうり」ですね。おそらく、私が知っている世の中の生物の中で、彼女らは一番、きゅうりを食べます。(あ、訂正。カッパの次になので、2番目でした!)日本のきゅうりはおいしいと、それはもう、四六時中、きゅうりを食べていました。行動を共にした9日間の間に大量のきゅうりが彼女らの胃袋に納まり、すがすがしいきゅうりの青臭さが常に漂っておりました。
彼女らの来訪時期は、豪雨や猛暑という悪条件な中、きゅうりのシーズンを外さなかったことだけが唯一の救いかな?今年最大のイベントが終わり、一抹の寂しさを覚える中、畑の大量のきゅうりと向き合って、この夏を乗り切っていきたいと思います。
(2018-7-15)

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