結婚したら二宮に住もう!

vol.8 「三大輪切王の季節」

vol.8 「三大輪切王の季節」

「もう、煮るなり焼くなり、ど~とでもしてくれい!」野菜たちの叫びが聞こえてきます。
野菜が畑に居ながらにして加熱調理されていると言っても過言ではない高温に、いちいち驚かなくなった今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

私の畑はというと、前半戦を戦いきった、キュウリやインゲンが枯れ枝ならぬ枯れつるとなって、風が吹くたびにかさかさと音をたてています。その音が、それはそれは物悲しく畑に響きます。そして後半戦(9月以降)用のキュウリやインゲンはというと、目下、青色吐息生育中。無事、秋の収穫を迎えられるのか不安になるくらい、よれ~っと畑で身を寄せあっています。

で!その収穫の隙間を埋めるかのように、奴らが豊かな実りを見せ始めました。蔵門名づけていわく「三大輪切り王の季節」。ネバネバのオクラ。夏バテの救世主ゴーヤ。花の美しさと形の面白さに近年人気急上昇のシカクマメ。これを輪切りにした場合断面は順番に、五角形(最近は丸型も多いですが・・)、細かい歯車形、X(エックス)に極めて近い糸巻き形となります。(歯車や糸巻き、と言われてわからない方!夏休みの自由研究と思って、ぜひぜひ調べてみてね!)

金太郎飴が面白いのと同じ感覚で、切っても切っても同じものが現れるというだけで単純に面白い。さらに、その同じ物が並んだだけで見た目がかわいい。(そうそう、ちっちゃいマカロニとかでもありますね。)そして、それがびみょーにいびつで、完全の円や角でないから、なんとも見ていて癒される。
という理由でわたくし勝手に『輪切り王』と呼ばせていただいております。
そんなこんなで、厳しい暑さの中でも、無理やりにでも楽しいことを見つけて、夏の畑仕事を乗り越えようと必死です。がんばる野菜たちのためにも、夏に弱い私のためにも、早く涼しくな~れ!(2016-8-27)

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《写真》シカクマメの花と実。
淡い紫がそっと涼を呼びます。

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蔵門のこと

今年は山に行かないので、この時期にしてはゆっくり夏休みを過ごしています。
せっかく家にいるんだからと、普段出来ない片付けをしよう!と腕まくりをするものの・・・。いかんせん、思い切りが悪い、物を捨てられない、そんな情けない性分が足を引っ張ります。
今回は食品庫の棚卸しと称して、かき出してみると、でるわでるわ。賞味期限切れの数々。かなり怖いですけど、それでも捨てられないので、少しづつ食べて片付けています。棚卸しいっこうに進まず・・・。相当、地味でかなり侘しい、蔵門の夏休み便りでした~!

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